62歳からの弓道始め

小学生のころ見た弓道の練習風景が自分の原風景となって甦ってくる。そこで、退職を機に、杉並弓道連合の「弓道講習会 初心初級コース」に参加することにした。講習会の様子と個人的な考察を書いたものである。

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

講習会 5回目

主な内容 巻藁での立射の作法 足を閉じた執り弓(とりゆみ)の姿勢で巻藁に一礼(揖(ゆう))する。 巻藁が正面の向きである。 左足 小幅で1歩、つぎに、右足 小幅で1歩、 射位線が中心となるように。体を回転させながら、足踏みを行う。 両足の親指の線が巻藁の…

事後学習 2本の矢の見分け方

初心者にとって矢は皆同じなので、1回目と2回目に使う矢の違いの説明はあったが、今迄は無視して使ってきた。 ネットで違いを調べてみると、「矢が前進したときに時計回りに回転するのが甲矢(はや)であり、反時計回りが乙矢(おとや)」とある。また、回転させ…

講習会 4回目 まとめ1

主な内容 的前での立射体験(2回目) 矢拾い 手の内の練習 弓が回転することを体感する(2回目) 巻藁での立射体験(はじめて) 以下は個人的な考察です。 足踏み NHKのラジオ体操のはじめの言葉「背筋を伸ばした良い姿勢」とする。 体にエネルギーが溜まりやすい…

講習会 3回目 手の内

自分の手の内の理解は間違っていた。徒手で練習したように胴造りでは弓は自然なもちかたをするのが正解で、胴造りのとき弓は正面を向いている。胴造りときは天紋筋はひらいているが、徐々内側に折れていき大三(だいさん)に達する。弓の角度が変わっていくた…

講習会 2回目 弓をはじめてもつ

4月9日は、弓の使い方がメインだった。但し、まだ矢を使った練習はしない。 学習したポイント 弓の弦の張り方 上下の結び目が点対称になるように 弓の持ち方 親指を添える 弓の回し方 弓の先端を床につけて回す 通常は弓の先は床上約10cm 両手を使って弓を…

事前学習 その2

実際に矢を射る動作以外に、体配と云うものがあるらしい。 体配とは弓を引くときの射型以外の動作のこと。礼の仕方、歩き方、座り方、体の向きの変え方、弓を引くときの立ち方など。出来る人は、品位品格も求められるらしい。 体配を考える 立ったままではな…

講習会の初日

初日にしては盛りだくさんの内容だった。 弓道場の入り口で受付をすると、注文しておいた「弓道教本第1巻」と、かけの下につける下かけを渡された。教本の方は、本文よりも後ろにあるイラスト付きの説明がわかりやすいとのことで、あとは持ち帰って勉強して…

事前学習

講習会がはじまる前に、一体どんなことをするのか下調べをしてみた。 弓道は射法八節と呼ばれる一連の動作が基本となるらしい。流派によって多少の違いがあるようだ。 いきなり弓を使った練習ではなく、徒手→ゴム弓→素引き→巻藁→的前の順番ではじめるらしい…